2013.09.23 | その他
9月20日(金)に政策・総務・財政委員会の政策局・財政局関連の委員会審査が行われました。議題は下記の通りです。
政策局関係
1 報告事項
( 1 ) 横浜市中小企業振興基本条例に基づく平成24年度の取り組み状況について
( 2 ) 昭和村との友好交流協定の締結について
( 3 ) 平成24年度公立大学法人横浜市立大学の業務の実績に関する評価結果について
( 4 ) 酢酸の取り扱いに関する医療事故に係る事故調査報告書と今後の対応について
( 5 ) オープンデータに関する横浜市の取り組みと今後の方向性について
財政局関係
1 市第52号議案消防救急デジタル無線設備( 活動波) 設置工事請負契約の締結
2 市第54号議案南本牧ふ頭第5ブロック廃棄物最終処分場( 仮称) 建設工事
(その2 7 ・地盤改良工) 請負契約の変更
3 市第55号議案南本牧ふ頭第5プロック廃棄物最終処分場( 仮称) 建設工事
(その28 ・基礎及び本体工) 請負契約の変更
4 請願審査
( 1 ) 請願第4 号旧横浜市立霧が丘第一小学校跡地売却に関して横浜市が受けた損害の賠償について
5 報告事項
( 1 ) 横浜みどり税等について
( 2 )横浜市中小企業振興基本条例に基づく平成24年度の取り組み状況について
( 3 ) 寄附受納について
調査案件
1 総合計画等について
2 行政運営及び危機管理等について
3 財政状況等について
以上の議題の中で政策局の報告事項(3)、(4)について付言させて頂きます。
私はこれまで本会議初質問以来、本会議・委員会などの公式な場はもちろん担当者を呼んでの非公式なやり取りを含め、横浜市立大学の独立法人化以来のあり方や現況について意見を言わせて頂いたり、当局の担当者に現状で大丈夫なのかという視点で質問をさせて頂きました。市大の卒業生でもない私が、もしかしたら関係者からすれば、なぜそこまでこだわるのか、というほどのそうしたこだわりを見せてきたのは、学校関係者やOBその他から折に触れてお声を頂く中で、ここ10年来の不祥事の多発も合わせて推察すると、市大も多額の市費が、運営交付金などの形で注がれているある意味、外郭団体・関係団体といえる位置づけの組織であるが、そこに市の外郭団体・関係団体が往々にして陥りやすい問題点が潜んでいると思える点、そしてもうひとつは、独法化と学部再編によって、市大本体あるいは医学部及び関連病院が、何か組織編成上の問題を抱えているのではないかと思える点にあります。
常任委員会の場では、持ち時間制でないとはいえ、自分のみが発言するわけにいきませんから、私自身は、(3)に関連する質疑を行いました。もちろん(4)についてもあってはならない重大事故ですから、議論の推移によっては発言を行うつもりでした。ただ、思いのほか他の委員から、私がまさに問題と考えている点の指摘がありましたので、あえて繰り返す形の質問は致しませんでした。
市大は今年度から理事長が交代されました。幹細胞関係の研究では医学部が素晴らしい研究成果を上げているようです。ぜひこうしたことを機会に、ここ何年か続いていた負の部分とは決別し、在校生や教職員の方々はもちろん、OB、その他のすべての関係者から誇れる大学により一層なって頂きたいと思っております。そして更に言えば、地域に根差した市民から愛される大学に今以上になって頂きたいと思います。