2017.12.16 | その他
さる11月25日横浜市歴史博物館にて市政報告会を開催しました。望月にとって有権者の声は“活動の羅針盤”ですので、駅頭報告や市政レポートみんなの声の広場の配布あるいは5の付く日の行政相談を含めて、様々な形で先ずは議員としての活動状況を有権者にお伝えしています。そして、ただお伝えするだけでなく広く市民の声を頂く活動に努めています。定期的に開催している市政報告会は、そんな活動の一環です。
今回の報告会の中身は、平成28年度の決算審査で望月が担当した、こども青少年局の質疑の概要をご説明した後、特に林市政で全国的に名を馳せた待機児童ゼロの真実と課題点について、状況をご説明し望月の今後の取り組みの考えを述べました。
報告会の中で望月が予測し、待機児童対策の問題点の一つとして指摘した新定義にも基づく待機児童数は、10月1日時点で、1,877 人と報告会の直後に判明致しました。これは単に定義づけの変更に止まらない問題です。もし現市長が掲げる待機児童ゼロを本気に達成しようとすれば、どれだけの予算が必要となるのか。本市の待機児童対策関係費は、市長就任前の600億円台に比較して、ほぼ倍増の1,400億円になんなんとしています。今後は、よほど効率的、効果的な資源の確保と投入をしていかなければ、予算がいくらあっても足りません。私は、議員の一人として今後、こうした側面にどう対応しながら当局が待機児童対策を進め、市民ニーズに応えていくのか、しっかり見定めチェックと提言を行っていきます。